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Life is bitter

日常生活で考えたことやデザイン・写真・インテリアをはじめとした役に立ちそうな知識をまとめて記しています。

Tokyo Midtown Award 2016 デザインコンペの結果から思うこと

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先日、10/14にTokyo Midtown Award 2016の授賞式がありました。
アートコンペとデザインコンペに分かれているのですが、デザインコンペに関しては私も応募したりしなかったり。出されるテーマに対して毎年とてもユニークなアイデアが選ばれるこのTokyo Midtown Awardのデザインコンペ、今年も面白い作品が出揃いました。

http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/result/2016/design.html

受賞作品は上のリンクから。今年のテーマは「Anniversary」でした。
正直なところやられたなあというものばかりで悔しい限りですし、しかも今年は大学の後輩や知り合いのデザイナーも受賞していてより一層悔しさが…。

そして、各審査員からのコメントも上のページに載っているのですがこれが非常に共感できるなと。

小山薫堂さんのコメントがこちら。

かつて「広告は時代を映す鏡」と言われたことがあった。そして今、「デザインは社会の気分を映す鏡」であることは間違いない。
今回の「anniversary」という課題に対し、多くのデザイナーが同じことを考えた。「特別な日」をデザインでより特別に彩る・・・のではなく、「ありふれた日常」の中に、デザインの力で価値ある瞬間を生み出したい、という想いだ。
遠い憧ればかりを追い求めるのではなく、近すぎるが故に見えなくなっている“身近な幸せ”を再発見したいと思っている人が多いのかもしれない。たくさんの秀作を見ているうちに、背伸びしない生き方を教えられた気がして、今年の審査会はとても素敵な時間となった。

ありふれた日常の中にデザインの力で価値ある瞬間を生み出したいという考え方、本当にその通りだなと思います。そして、デザインってそこまで高尚なものではないんじゃないかとも思うんですよね(卑下しているわけではなく)。

どういう雰囲気の広告にすればセグメントに刺さるかなとか、このUIや仕組みにすればUX全体としてより良くなるとか、このテクノロジーを使えばイノベーションが起こるとか、このCMF(Color, Material, Finishingのこと)でのプロダクトが今流行りだよねとか、そういうことじゃない。

テクニックや方法論で見た目と機能を形にできるのがデザイナーだけど、生活の中に価値ある瞬間を生むということは誰にだってできると思うんです。幸い、アウトプットのためのツールがどんどん進化している近年ではノンデザイナーも「デザイン」できる時代。そのうちデザイナーという職業の領域が曖昧になっていくのかな、なんて感じました。 

来年こそ賞を取るぞー!